禁煙初日
禁煙の初日のことは今でも鮮明に覚えてます。
禁煙しようと決意はしたものの、タバコを捨てた2時間後には吸いたい衝動にかられてました。
私は過去何度か禁煙にチャレンジし、その時はタバコを吸いたい衝動をガムを噛んだり、禁煙パイポでおさえようとしてましたが、その行為が私にとってはタバコを近づける行為であり、1日いや、半日も、もちませんでした。
今回はなぜ継続して、ここまで5年近く禁煙できているのか
タバコを吸いたい時に、どうやって気をまぎわらせていたか。
簡単です。
これだけタバコ吸うの我慢したから、吸ったらもったいない。もう少し吸わないでみようと思い続けることです。
この繰り返しです。
具体的にお話します。
自分の中では休みの日に2時間タバコを吸わないことは、これまでは寝てる時以外ほとんど、ありませんでした。それほど、ヘビースモーカーだったわけです。
「せっかく2時間我慢したのだから、できたのだからもっと吸わないで我慢しよう。
タバコは数時間我慢するだけで、一酸化炭素レベルが非喫煙者と同様になるというネット記事を見て、うん、いい傾向。」
吸いたくて吸いたくて仕方ないけど、体は良い傾向と、吸ったらまたタバコを吸う生活に元通りになる、それでいいわけだいだろと、自分を洗脳させます。この繰り返しです。
その日にの晩御飯に食べたラーメンの味は、味覚が研ぎ澄まされて最高においしかったです。行きつけのお店でもう何十回といっている店でしたが、豚骨スープがからだに染みわたり、活力がみなぎりました。
味覚がもとにもどってきていたということでしょう。
その直後も満腹感で・・ここでタバコを吸ったら最高にうまいだろうなーと思いつつ、まさにのどから手が出る、いや押しのけて手が出るほどタバコを欲しましたが、
「今禁煙6時間・・ここまで頑張った。
ごはんを食べたあとのタバコってここ10年ずっと吸ってたよな・・ここ乗り切るだけですげえじゃん。よし我慢我慢・・」
まだ初日
禁煙は長い吸いたい欲望を我慢のマラソンととらえますが、悪いことだけじゃないんです。
吸えなくてイライラして見落とし勝ちですが、メリットも今日感じただけあります。
それは少しずつ体が良い方向に行く、ラーメンが格段においしかった。
これはタバコを吸わないことで得た小さな成功体験。
ベビーステップではあるが、ここでタバコを吸ったら、元通り、私は自分に甘い性格なので、どうせ2本目も吸いたくなってさらにタール、吸う本数が増えるに違いないと思って吸う事は、悪、負ける事だと洗脳し続けました。
禁煙して約5年、振り返ってみると小さな成功体験(吸わない時間の積み重ね)を積む、これが大事だと思います。
禁煙初日の夜に続く。
タバコをやめようと思ったきっかけ
- 本日はなぜタバコをやめようと思ったか、話していきたいと思います。
- いくつか共感いただけるところは、あるのではないのでしょうか。
《仕事編》
コールセンターに転職したばかりでタバコを吸いにいくのに抵抗感が生まれた。
・不動産の管理会社の入居者からの問い合わせ受付コールセンタ-
電話1本とって、1本クロージングするたびにタバコを吸いたい衝動にかられる状況です。
長々とクレームを言われて電話を切らせてくれない系のクレーム対応している時は
のどから手が出るほど、タバコが欲しくて、1秒でも早く終わってくれないかと願いながら電話対応していた記憶があります。
業務終了間際は、タバコが吸いたくて仕方がなくて、入力作業で誤字脱字が増えたり、明らかに集中力を欠いていました。
・1時間の食事休憩の他に、トイレ休憩しかない。
⇒当時の私はヘビースモーカーで休日は2箱、40本は吸っていたので、1時間以上吸えない時間があるのはつらかった。
食事休憩以外は吸えないので、実質4時間以上は吸えないということ。
・食事休憩でタバコを吸って戻ると、非喫煙者の人から白い目で見られた。
⇒席の感覚が近く、(両手を広げて背伸びすると、隣の人の顔にあたるイメージです)。
タバコ臭いので、非喫煙者でアンチ喫煙者だという人は、
咳払いや、鼻をつまむ、椅子を少し離すなど、明らかにいやな態度をされた。
これは胸が痛かったです。職場には喫煙者の人もいましたが、
非喫煙者:喫煙者=8:2くらいな割合で、明らかに喫煙者は分が悪かったですね。
《プライベート編》
何をするにも。常にタバコ吸っていたと思います。
朝起きてから、目覚めのタバコ
ドライブしながら・・・
家でしたら、テレビ見ながら、ゲームしながら・・・
食事の前、食事の後、
シャワーを浴びた後、
寝る前
困るのは駅や、モール、ショッピングセンターですね。
ひと昔前は、どこでも吸えていましたが、どんどんタバコを吸える場所が限られてきましたよね。
駅は全面禁煙、モールやショッピングセンターへいったら、まず案内板を見て、タバコを吸える場所を確認していたと思います。
・当時付き合っていた彼女がタバコを吸ったことがなかった。
出かけている時に彼女の前でタバコを吸う事が抵抗があったので、
『タバコ吸ってくる。』
と言って喫煙場所を探しに行って、その間、彼女は待ちぼうけでした。
気にしないでとは言ってくれてはいるが、なにか申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そして何より、タバコを吸っている自分が嫌いでした。
タバコの臭いがつく、家、車もタバコの臭い・・
体に悪い。
なんだか胸が痛い気がする。
たんがからむ。声に覇気がない。
職場に行くとき、タバコを家に忘れると、あせり、すぐコンビニに走る。
イライラしてタバコを吸う。
イライラをおさえる。
そしてまたイライラする。
そしてまたタバコを吸うというサイクルを繰り返し続けているだけ・・・
タバコを吸っている時にやめたい、やめたいと思いながらタバコを吸っている。
《運命の日》
そして、2015年6月4日
仕事が休みの日で、昼間コンビニでタバコを買った時、コンビニの前の喫煙スペースでタバコを1本吸った後、
『今、やめるタイミングかも?うん、もうやめよう。根拠はないけど、なんかこのまま吸わなくても、いける気がする。』
と心に決めて、残りの19本の入ったタバコの箱を両手でぞうきんをしぼるように、にぎりつぶして、ゴミ箱に捨てました。
禁煙生活に突入です!!
続きます・・・
はじめまして はるです
みなさん はじめまして
私は2015年6月から禁煙に成功しており、その実体験を記事にしていきます。
どうしても禁煙したいけど、できないと思っている方に見ていただいて、少しでも参考にしていただき、タバコから解放される喜びを共感できたらうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。